chunblackの日記

約2年半の妊活→妊娠出産の記録

妊娠初期

色々書き忘れたことがありました。

まず、超初期の頃に着床出血はありませんでした。
が、ちょうどつわりが始まる5週目に入る頃、少量の出血がありました。それが4日ほど続いてすごく不安になったことを覚えています。
2日続いた時にクリニックで相談したところ、妊娠初期にはよくあることで、腹痛や鮮血、血の量が増えることがなければ様子見で良いと言われました。
言い方を変えれば何もできないってことですね。
初期流産は今の医学ではどうにもできないので、見守る他ないんです。
流産は妊娠の15%ほどあることで、妊婦さんの5~6人に1人はあることって言われました。
不妊治療していると数値は色々聞かされるけど、流産は結構確率大きいですよね…。
そう言われても、頭では分かっていても、心配で不安で仕方なかったことをすごく覚えています。
トイレに行くのがすごく怖かった…。
4日ほど続いたけど、ずっと出てる訳ではなく、量が増えることもなく、おりものに茶色の出血がまざる感じで、たまにおりものシートについてるって感じでした。
でも、止まった?と思ったら次の日またついてる、みたいな感じで、普段の生理とはやっぱり全然違うので、本当に怖かったです。

5週2日で胎嚢、6週2日で心拍を確認できました。
その頃は毎週のクリニックが緊張でヤバかった。
一つ一つクリアしていく感じ。
胎嚢見えたら次は心拍。心拍確認できたら、次は8週(流産が一番多い時期)、8週越えたら次は12週(初期流産と言われる時期)、そして次は16週の安定期といわれる時期、次は22週の流産が早産に変わる時期…っていつも次のラインを意識していた気がします。

初期は胎動も感じないからクリニックに行かないと赤ちゃんが元気か分からない。
だから、クリニックに行くのが楽しみというか、不安なときは行きたくて仕方なかった。
実際には妊婦検診以外で受診したのは、ひどい痒みのための一度だけですけど。

そうそう、12週になる頃、猛烈にあそこが痒くて、寝れないくらいになりました。
これはヤバイと思ってクリニックに電話して、妊婦検診以外で診察を受けたのですが、カンジダ腟炎になっていました。
今までなったことなかったので本当に驚きました。
妊娠して免疫力が低下するので、よくあることなのだそうです。
でも、まさか自分がなるとは…。
この頃つわりもかなりひどくてほとんど飲まず食わずだったのでそのせいもあったかもしれません。
薬は膣に入れる座薬と塗り薬をもらいました。
2~3日で痒みがおさまって安心しました。
産むときにカンジダだと産道から赤ちゃんに感染してしまうことがあるそうですが、妊娠期間中に治せば何も問題ないようです。
妊娠後期になると、必ずおりものの検査をされるのはそういったことがあるそうです。
中には症状が乏しくて気づかない人もいるとのことでした。

それから、つわりの時は気持ち悪い&吐くってことばかり書いたけど、熱っぽさもすごかったです。
だるくて頭重くて、よくおでこや首にアイスノン当ててました。
つわりが始まってわりとすぐ旦那とは寝室を分けました。
夜中も気持ち悪くて何度も目が覚めて嘔吐してしまってたので、旦那の仕事に旦那の寝不足で支障が出てしまうと思ったし、私も気を使うので。
うっ!気持ち悪いってなった瞬間に吐いてしまうので、トイレや洗面所にかけこむとかは無理でした。
ちなみに私の枕元にはバケツ(袋をかぶせた)、ティッシュ、水2~3本、スーパーの袋たくさん、果汁グミ、クッキーが手に届く範囲に常に用意されていました。
少しでも起き上がるのも辛かったので、ペットボトルにストローつけれるやつはかなり重宝しました。
寝ながら飲めるので。
毎日、旦那が仕事から帰ってくると、飲み終えたペットボトルと吐いた後のスーパーの袋を処理してくれて、新しいのを持ってきてくれました。
クッキーはお腹すいた時のために一応ありましたけど、つわりの1ヶ月半の間に食べたのはたぶん5枚くらいだと思います。カントリーマ◯ム(笑)
前回のブログに書いたとおり果汁グミぶどう味は食べれた(舐めれた)ので、旦那が毎日のようにコンビニで買ってきてすごい量になってました(笑)
実際には1日2~5粒くらいしか食べれなかったので、全然減らないのに。
旦那はその頃私が死ぬんじゃないかと内心かなり恐怖だったようで、少しでも食べられるものは、食べれた時のためにたくさん用意しておきたかったようです。

死ぬんじゃないかと私も思ったつわりも無事終わりかけた時は頭痛がひどくて大変でした。
ちょうど妊婦検診があったので、妊婦でも飲める頭痛薬を出してもらったんですが、これが効かなくて…。
結局頭痛も耐えるしかなかった。
それが終わった頃にようやく普通の生活に戻れるようになりました。

でも、寝たきりだった間にかなり体は衰えていて、食べれるようになっても胃が受け付けないし、歩けるようになってもすぐ疲れてしまうし、そこからのリハビリ生活みたいな期間は1ヶ月くらいかかりました。
なので、旦那とデートしたり、赤ちゃんのものを買いにいったりできるようになったのは、妊娠7ヶ月頃でしたね。
その頃に旦那と近場の温泉に2泊できたのも今では良い思い出です。
マタニティ旅行は賛否あるけど、妊娠経過があくまで順調な場合は、徹底したリサーチと、もしもの時にキャンセル料払う覚悟とかあれば個人的には良いのかなと思います。
ちなみに私は宿泊施設からの近くの産婦人科はもちろん調べましたし、疲れないために初日はゆっくり寝て昼頃家を出て、ほぼ観光せずに宿に行って、2日目もお昼以外は宿にいて、3日目はチェックアウトのあとお土産だけ買ってすぐ帰路につきました。なので昼過ぎには家に帰ってきてました。
せっかくの旅行だからと思って欲張りたくなるけど、そういう我慢は必要だと思います。
それから宿はマタニティプランがあって、口コミにも妊婦さんのコメントがあって、事前にこちらからの質問などもきちんと答えてくれるしっかりしたところを選びました。
あと、お風呂は感染症など色々な面で怖かったので、大浴場ではなく部屋についてるところにしました。
それなら旦那も傍にいるので、万が一のぼせたりしても対処してもらえるし、入るときや出るときに足を滑らせないように支えてくれたりもするので。
なのでお値段も結構高かった(笑)けど、マタニティの場合は安全が一番かな、と思います。
普段こんなにのんびりすることもないので、今は本当に良い思い出になって良かったです。