妊活について 3

自己タイミング取ったものの妊娠至らず…。となると、どうしよう…となりますね。

私はいきなり不妊治療クリニックに行く勇気はなかったので（まだ不妊じゃないってどっかで思っていたし）、会社から近いレディースクリニックへ行ってみました。

特に検査もなく（エコーくらい）で出された薬が、クロミッドとデュファストンというもの。クロミッドは排卵を促すための薬。だいたい生理5日目から5日間飲みます。

そしてデュファストンというのは高温期のホルモン補充の薬です。排卵した次の日から10～14日飲みます。

この二つの薬は不妊治療のメジャー中のメジャーなもので、たぶんこれから始める人には最初に出される薬だと思います。

後述しますが、私の場合、このクロミッドがまったく体にあってなかった。

比較的副作用もなく大勢の人に効果のある薬らしいのですが、それが自分に合うかはまた別の話。

検査もなく、私自身知識もなく、ただ出された薬を飲んでしまったことに今はとても後悔しています。

今考えるとこのレディースクリニックでタイミングを見てもらった半年間は正直無駄だったと思っています。

それはともかくレディースクリニックでも半年治療して妊娠できず…それでいよいよ不妊なんだという実感がわき、四の五の言わず不妊治療クリニックに行かなければと思いました。

正直都内にはたくさんクリニックがあって、通える範囲でいろいろなクリニックのHPを見たけどいまいちよく分からない…。

分からないので、とにかく通院しやすい（会社と家の間にある）クリニックを選びました。

クリニックに電話して初めてで…というと色々説明してもらえます。

また一度行ったときに料金や病院のシステムも説明してくれるので、もし、そこでん？と思ったらすぐスタッフに聞いて欲しいし、その答えで悩んでしまうなら他の病院を探していいと思います。

人気のある病院になると、初診の予約まで数カ月～半年かかると聞いたこともあるので、行くと決めたらとりあえず電話してみることをお勧めします。

私もそこまで詳しくないですが、不妊治療クリニックは大きく分けて3つに分けられます。

1つは刺激系クリニック。薬や注射でとにかく一度でたくさんの卵をとることを目指します。メリットとしては一度の採卵で妊娠できる可能性が高い。けれど、デメリットは1周期の中で通院が多く、薬や注射の影響で体調不良になる可能性も高い

2つめは中刺激クリニック。私はここです。ある程度薬や注射も使うけど、場合によっては低刺激に変更。こちらの希望を聞いてくれやすい。人によって効果がまちまち。

3つ目は自然派クリニック。極力薬や注射を使わずに自然に排卵させる。メリットとしては体調不良はほとんど心配ないし、通院もさほど多くありませんが、デメリットとしては卵が1～2個しか取れないので、妊娠しなかった場合何度も採卵する必要が出てくる。

私が不妊治療始めた時は病院によって治療が全然違うということを知らなかったです。例えば自然派クリニックでもっとたくさん刺激して卵いっぱいとってと言ってもできませんと言われます。病院の方針が違うからです。

どのクリニックもメリットデメリットがあるので、自分がどうしたいのかということをよく考えて決めた方がいいと思います。

私は家から近い中刺激の病院へ決めましたが、中刺激といっても自然派に近い中刺激で、正直言えば私の性格にはあってなかった（笑）

体調不良で苦しもうとも1回でがっとやって、ばばっと結果を出すというようなスピーディーでハッキリしている方が個人的には好みだったからです。

普段からせっかちで、悩んでいるより行動するタイプなので、私と同じタイプの人はさくっと高刺激に挑戦してもいいのではないかと思います。

そうはいっても一人一人卵巣や子宮の状況は違います。年齢にもよりますので、自分が希望したからといってすべての治療ができるわけではありません。特に高刺激は病気等の問題がなく、ある程度若い人じゃないと出来ません。

それから通院や治療に伴う体調不良がありますから仕事の状況によっても違うかと思います。

でも、こういう治療があるということを知った上で自分の体に合った治療をしていくのが大事かと思います。

こういったクリニックの違いも本にはきちんと書かれています。

不妊治療するなら知識があった方が絶対にいいです。私みたいに回り道しない為にも、クリニック選びは失敗しないようにしてほしいと思います。